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Mynt / ミント

Erwan Bouroullec, 2025

フランス人デザイナー、エルワン・ブルレックによる「ミント」は、普遍的な親しみやすいデザイン、オフィスチェアならではの人間工学的な機能性を兼ね備えたチェアです。シンプルで美しいフォルムは、オフィスの共有スペースや会議室はもちろん、住まいのダイニングルームにも自然と調和し、これまでにない新たな座り方を提案します。

「革新的なメカニズムがデザインに組み込まれ、この自由な動きがチェアの美しさを際立たせています。」
エルワン・ブルレック

動きながら座る、新たな座り方

「ミント」は特許取得済みの革新的なメカニズムを備えています。座る人の動きに合わせて、座面と背もたれが独立して動き、快適な座り心地を実現します。さらに、座面の高さを調整するだけで、リクライニングの硬さが体重に応じて自動的に最適化されます。

あらゆる空間、あらゆる作業に

「ミント」は普遍的な親しみやすいデザインと、オフィスチェアの人間工学的な機能性を兼ね備えたチェアです。シンプルで美しいフォルムは、オフィスの共有スペースや会議室はもちろん、住まいのダイニングルームにも自然と調和し、その汎用性の高さが魅力です。

未来を見据えたデザイン

「ミント」は、サステイナビリティを前提にデザインされています。長く使い続けることができるよう、カバーやグライド、キャスター、再生プラスチックまたはオーク材の座面・背もたれは、仕様変更や経年変化に合わせてパーツ交換が可能です。「ミント」は最大80%のリサイクル素材を使用し、製品寿命が終わった際には99%がリサイクル可能です。また、カバーに使用されているクッション材には、ヴィトラとBASFが共同開発した世界初の商業的にリサイクル可能なポリウレタンフォーム「V-Foam」が採用されています。
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取り外し可能なカバー

座面と背もたれにはクッション付きのカバーを取り付けできます。カバーは個別に購入でき、ジッパー付きのため、使用者自身で取り外してクリーニングや交換が可能です。

FAQ

「ミント」のメカニズムの特長は?
「ミント」の特許取得済みメカニズムは、座る人の体重に応じて快適な座り心地を提供します。リクライニングの硬さは自動で最適に調整され、座る人の動きに応じて座面と背もたれが独立して前後に傾きます。これにより、「ミント」に座ると、身体は無意識に動きながら自然にバランスを保ち続けます。この新しい座り方は、自宅やオフィスのワークスペース、またはミーティングルームでも可能で、心身の健康に良い影響を与えます。直立姿勢で座りたい場合や、リクライニングの硬さを強めて動きを制限したい場合は、座面下のレバーで簡単に調整できます。
「ミント」はどの程度サステイナブルな製品ですか?
「ミント」は、最小限のパーツで構成され、すべてヨーロッパから調達されています。パーツ交換が可能で、最大86%のリサイクル素材を使用し、製品寿命が終わった際には99%がリサイクル可能です。また、座面と背もたれのカバーに使用されているクッション材には、ヴィトラとBASFが共同開発した、世界初の商業的にリサイクル可能なポリウレタンフォーム「V-Foam」が採用されています。
「ミント」はパーツ交換ができますか?
「ミント」は長く使い続けられるように設計されています。カバー、グライド、キャスターは個別に注文して使用者自身で交換可能で、詳細は こちらから確認できます。座面と背もたれのカバーはそれぞれ購入でき、ドライクリーニングも可能です。グライドをキャスターに交換、またはその逆も可能ですが、チェアの高さが変わり、GS規格を満たさなくなるため、専門業者によるガススプリングの交換が必要です。
「ミント」はどのような状態で届けられますか?
「ミント」は組み立て済みの状態で納品されるため、すぐに使用できます。

プランニング例

さまざまなシーンで活用できるCADデータを、以下からダウンロード可能です。
デザイナー紹介

Erwan Bouroullec

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エルワン・ブルレック(1976年生まれ)はフランス、カンペール出身のデザイナーで、1998年にパリ、セルジー国立高等芸術学校(ENSAPC)を卒業。在学中の1995年、兄のロナン・ブルレックが設立したデザインスタジオに加わり、デザイン業界で影響力のあるデザインデュオとして活躍しました。1999年からヴィトラとの協働が始まり、住宅やオフィス、公共スペース向けに数々のプロダクトやデザインコンセプトを生み出してきました。2023年、兄弟はそれぞれ独立し、個人での活動をスタートさせました。