2024年6月12日、オランダ人デザイナー、サビーネ・マルセリスによるインスタレーションが「ヴィトラハウス」のロフトに登場。彼女ならではの独自のカラーパレットを用い、色調ごとにスタイリングした活気あふれる空間は、暮らしに新たな視点をもたらしてくれます。さらに、このスピンオフ企画として、デンマーク人デザイナー、ヴァーナー・パントン がデザインした名作の中から２製品のスペシャルエディションを限定発売します。

「今回のデザインの背景にあるフィロソフィは、家族と住む家の作り方に深く関係しています」とサビーネは語ります。彼女はヴィトラデザインミュージアムと協働で、シャウデポに所蔵されている膨大なコレクションの中から400点をカラー別に再構成し、2022年5月から2024年5月まで開催された企画展「Colour Rush!」を手掛けた経歴があります。

カラーとデザインのどのような組み合わせが、人を惹きつけるのか。ヴィトラのチームと作り上げたヴィトラハウスの最上階にあるロフトは、考え抜かれた構成かつ想像力に富んだ素晴らしいショーケースに生まれ変わりました。

「ヴィトラハウスの ロフトは、ヴィトラの多様性を表現するキャンバスのような素晴らしい空間です。新しいものと受け継がれてきたもの、工業製品と民芸品、モダンなものとクラシックなもの、さまざまな家具や小物、テキスタイルなどを組み合わせることで、住む人の個性や物語を映し出す『コラージュ』が完成します。サビーネによる自然で有機的なカラーパレットは、それぞれの空間との相互作用をもたらし統一感がありつつ、独自性があります。」とヴィトラのクリエイティブディレクター兼インテリア＆シノグラフィーを務める、ティル・ウェーバーは語ります。サビーネは巧みにデザイン・素材・色を組み合わせ、ギャラリーというよりも居心地の良い住まい、温かみがあり個性あふれる空間を実現しました。

エレベーターからロフトに入ると、涼しげなミントグリーンのカラーパレットが使われた開放的なリビングルームが広がり、ジャスパー・モリソンによる「ソフト モジュラー ソファ」でゆったりと寛ぐことができます。「ソファはL字型に配置されることが多い傾向ですが、今回、柔らかに包まれたラウンジピットのような独創的なレイアウトにしました。訪れる人々は、このリビングルームでリラックスしながら映画鑑賞したり、外の景色を楽しんだりすることもできます。住まいの中に居心地の良いリビングルームを作ることはとても重要です。家族と一緒に楽しく過ごす大切な場になるでしょう。自宅にもラウンジピットがあり、家の中心になっています。ラウンジピットに飛び込むのは、とても楽しいですよ。」とサビーネは語ります。

このロフトのインスタレーションには、さまざまなアーティストやデザイナーも参加しています。マリア・プラッツやジョニー・メイ・ハウザー、サビーネが最近アムステルダムのFoam写真美術館で一緒に仕事をしたカーライン・ジェイコブスが手掛けた素晴らしい作品は、空間をより魅力的に豊かさをもたらしています。さらに、ベルリンを拠点に活動するアーティスト兼パターンデザイナーのイーサン・モーシェドにはベッドシーツのデザインを依頼し、「ヴィトラハウス」のショップで限定販売されます。.

デンマーク人デザイナー、ヴァーナー・パントンによる名作の中から２製品のスペシャルエディションを限定発売します。サビーネ・マルセリスが手掛けたヴィトラハウスの ロフトに完成したインスタレーションのスピンオフ企画として、新鮮なカラーが施された「パントン チェア クラシック」と厳選されたカバーを纏う「ヴィジョナ スツール」が登場します。

発売終了
世界で各色50脚数量限定
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