チェア タイムズ

椅子の歴史 - 1800年代から現代まで

世界中には膨大な数種類の椅子があります。ショートフィルム「チェア タイムズ(Chair Times)」では、ヴィトラデザインミュージアムのコレクションから選ばれた125脚の椅子に焦点をあて、その歴史を紹介しています。手描きの設計図による1807年の椅子から、3Dプリンターを用いて作られた現代の椅子までが一堂に会し、製造順に並べられ、過去から現代へと続く椅子デザインの歴史を可視化しています。

このショートフィルムには、デザイナーのヘラ・ヨンゲリウス、アントニオ・チッテリオや、ロナン・ブルレック、建築家でありコレクターでもあるアーサー・リュエッグとルッジェーロ・トロピアーノ、建築家のデイヴィッド・チッパーフィールド、MAK Vienna/Los Angelesの名誉ディレクター、ペーター・ノエヴァ、ヴィトラデザインミュージアムのディレクターであるマテオ・クリース、キュレーターのアメリ・クラインやヨッヘン・アイゼンブランド、そして所蔵品を選定するセルジュ・モーデュイなど、デザインや建築の専門家たちが登場し、椅子について語ります。 そして、この椅子の歴史をたどるガイド役は、ヴィトラ創業者の息子であり、名誉会長のロルフ・フェルバウムです。
椅子は歴史を映し出す大切な遺産です。私たちは、ある時代特有の感覚や、当時の画期的なアイデアをその中に見出すことができます。同時に、腰かける人間自体と製作技術をも反映しています。時代の社会構造、素材、技術、流行をすべて椅子から知ることができる。椅子ほど多面的な物体を私は他に知りません。
ヴィトラ名誉会長、ロルフ・フェルバウム

Chair Stories

16 Short Films


Publication date: 7.5.2020
A film by: Heinz Bütler
Production: HOOK Film & Kultur Produktion GmbH in cooperation with the Vitra Design Museum, 2018

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