マリアンネ・パントンの夫、それはプラスチック製一体成型キャンチレバーの椅子「パントン チェア」によって家具デザインの歴史を塗り替えたヴァーナー・パントンです。マリアンネ・パントンは、ヴァーナー・パントンとともに暮らした日々を振り返り、ヴィトラのインタビューに応えました。マリアンネ・パントンは、まっすぐに心から楽しそうに笑います。活き活きとしたその姿は、自信と親しみに満ちています。ヴァイル・アム・ラインのヴィトラハウスでラウンジチェアにゆったりと腰かける彼女は、夫ヴァーナー・パントンのマネージャーを務め、公私に渡る良き理解者として36年の年月をともに過ごしました。1998年にこの世を去ったヴァーナー・パントン。彼の作品は、「ヴィトラ デザイン ミュージアム」がその大部分を所蔵し、現在は所蔵と保管のための施設である「ショウデポ」に収められています。鮮やかな色彩と曲線が印象的な「フラワーポット ランプ」から 「コーン チェア」 の鋭的なシェイプ、未来的 なインテリアで知られるシュピーゲルのレストランまで、ヴァーナー・パントンは唯一無二の存在として、デザイン史にその名を刻んでいます。その中でも自身の名前を冠した「パントン チェア」は、ミッドセンチュリーを代表するデザインアイコンとして最も有名です。
© Verner Panton Design AG