Coffee Mugs / コーヒー マグ
Alexander Girard, 1971

アレキサンダー・ジラードは、親交の深かったチャールズ&レイ・イームズやジョージ・ネルソンとともにミッドセンチュリーのアメリカデザイン界を牽引した人物のひとりとして、テキスタイルデザイン、グラフィック、家具、展示、およびインテリアデザインなど幅広い分野において活躍し、賞賛を浴びました。無駄な装飾を削ぎ落としたミニマルでシンプルな古典的モダニズムに対して、アレキサンダー・ジラードのデザインは、暮らしに遊び心や楽しさを提案するものでした。

アレキサンダー・ジラードは、数々のレストランの仕事において、食器、ナプキン、メニューカード、マッチ箱のデザインと配色に至る細部までをデザインしました。ヴィトラアクセサリーコレクションの「コーヒー マグ」に描かれている「ラブ ハート」や「サン」などのモチーフは、現代のあらゆる暮らしの場面をさりげなくも豊かに彩るように、アレキサンダー・ジラードのレストランにまつわるデザインを起源としています。既存のコレクションから、マグカップの形が改良され、壊れにくく持ちやすくなりました。






