
Herringbone Vessels - Vase ribbed
Raw-Edges, 2019
セラミック製の食器と花瓶のシリーズであるヘリンボーンヴェッセルは、繰り返し色釉薬に浸すことにより色づけされています。陶器の形や重さ、さらには液につける角度に到るまで細かくパターン化した工程を経ながらも、ひとつひとつ手作業で染料に浸けられるヘリンボーンヴェッセルは、各々が独自の風合いをたたえています。
プロダクトファミリー
Herringbone Collection / ヘリンボーン コレクション


デザインスタジオ、ロウ・エッジズが手掛ける「ヘリンボーン コレクション」は、染料の溶液の中に生地や織り糸などを浸す染色法である「浸染」への興味から生み出されました。互いにパートナーである、デザイナーのシェイ・アルカレイ(Shay Alkalay)とヤエル・メール(Yael Mer)は、染色液に浸した瞬間、あらゆる素材の風合いや形状が魔法のように変化する様にすっかり魅了されてしまいました。 2018年、彼らはヴィトラキャンパス内のショールーム兼ショップであるヴィトラハウスのレイアウトと家具の開発を手掛けました。 このプロジェクトで、彼らは浸染で染めたモチーフのクッションと、小さな本物の木を象った木製のオブジェをデザインしました。この時に考案したプロダクトがきっかけとなり、彼らの心に生じた浸染への強い興味は、最新作のヘリンボーンコレクションへと繋がっていったのです。 ヘリンボーンコレクションは、「ヘリンボーン ピロー」、「ヘリンボーン ヴェッセル」、「ヘリンボーン ツリー」の3つの製品で構成され、素材によって色彩の鮮やかさや模様のラインもさまざまです。




