
Panton Chair Classic / パントン チェア クラシック
Verner Panton, 1959
ヴァーナー・パントンがキャンチレバーのプラスチックチェアを考案したのは1950年代後半ですが、当時そのデザインを製品化できる製造元はありませんでした。ヴィトラとヴァーナー・パントンは1963年にこのチェアの開発をスタートし、数年間の試行錯誤を経たあと1967年に世界初のプラスチックによる一体成形型キャンチレバーの椅子となる150脚の試作品が作られ、ついに1968年に量産化に成功しました。それは当時センセーショナルな出来事としてデザイン界に衝撃を与え、「パントン チェア」は数多くの賞を受賞しました。当時のデザインを再現した、光沢のあるグロスラッカー仕上げのこのモデルは、現在「パントン チェア クラシック」として発売されています。
プロダクトファミリー
Panton Chair Classic / パントン チェア クラシック


ヴァーナー・パントンはミッドセンチュリーのデザイン界において、最も影響力のある人物の一人です。形と色への実験的なアプローチとともに、パントンは最先端の技術やテクノロジー、素材に対して、生涯を通じて強い興味を抱き続けました。パントンの目標の1つは、背座一体型の、快適でどんな場所でも使用できるチェアを作る事でしたが、当時このデザインを製品化できるメーカーはありませんでした。









