セカンドライフ

ベルン大学のイームズチェア修復プロジェクト

2023年9月、ベルン大学は、ヴィトラ製品を取り扱うBüro Bischof Bern AGと長年のパートナー企業であるOberli AGと協力して、92脚の使い古された「イームズ ファイバーグラス チェア」 の修復作業に取り組みました。それらはすべて、大学のさまざまな公共エリアで長年使われてきた椅子達です。ベース部分の洗浄と研磨、シートシェルの修繕、グライドの交換など、全体的な修復作業を終えた今、すっかり元の状態に戻り、今後数十年に渡り再び使うことができるようになりました。
これは、持続可能な発展を目指す大学の姿勢を示す取り組みです。グリーンのイームズファイバーグラスチェアは、最近大学の食堂に新設されたビーガン対応のレストラン'Bakery Bakery'で使用され、ブラックのイームズファイバーグラスチェアは、大学の研究棟と食堂のテーブルで使用されています。
新品を購入するのではなく、使い古されたイームズファイバーグラスチェアを修復して使用すること。これは実践的なサステイナビリテイの好例です。ベルン大学のイームズチェアは 1967 年から 1990 年に製造されたもので、 耐久性が高い椅子だからこそ可能であったといえます。ヴィトラは、製品の素材と機能性、流行や時代を超えた美しさを追求し、何十年にも渡り長く使用し続けることができる耐久性と品質の担保、それらの飽くなき改善に努めています。
ヴィトラが取り組む、サーキュラーエコノミー=循環型経済、アップサイクル、リサイクルの可能性など、サステイナビリテイにまつわる詳細は、グロサリーをご覧ください。

Publication Date: 18.01.2024
Images: © Vitra

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