セレクト&アレンジの美学

ヴィトラ ショートストーリー

「セレクト & アレンジ」 という言葉には、 チャールズ&レイ・イームズ独自の方法論のひとつが集約されています。慎重に「選んで」「配置する」というコンセプトは、後世の家具デザイン、建築、展覧会、映画やマルチメディアによる表現や作品に大きな影響を与えました。
この哲学は、イームズ夫妻のインテリアデザインへのアプローチに特に顕著に表れています。その最たる例が彼らの自邸である 「イームズ ハウス バード」「イームズ ハウス ホエール」のオリジナルである民芸品、抽象的な彫刻、本、おもちゃ、ブランケットなどの織物、太平洋岸の砂浜で拾い集めた貝殻や化石など、あらゆる物が等しく思慮深くコラージュされ、調和したハーモニーを奏でていました。
さらに、長きにわたって、それらのオブジェは頻繁にレイアウト変えされ、定期的に新しいものが追加されるなど常に変化をし続けながらも、そのコラージュは、チャールズ&レイ・イームズの哲学に基いたパーソナルな表現であり続けました。 イームズハウスの美しさ、親しみやすさ、訪れる人を心地よく迎えるホスピタリティは、ヴィトラという会社自体、住まいや働く環境に対する考え方に永続的な影響を与え続けています。

Date of publication: 18.09.2023
Author: Stine Liv Buur
Images: © Eames Office, LLC 2023;

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